キャンプ場での焚火の楽しみ方と絶対あると便利なアイテム8選
キャンプ場での焚火の楽しみ方と絶対あると便利なアイテム8選
キャンプ場での夜の楽しみと言えば「焚火」。普段の生活ではなかなか焚火をする機会はなく、これこそキャンプならではの楽しみです。「キャンプの楽しみは焚火だ」という焚火を愛するキャンパーもたくさんいます。
街明かりのない自然のなか、ゆらゆらと揺らめくオレンジ色の炎を眺めているだけで癒されます。
焚火には不思議な力があり、火があるだけで自然と人を集め、心を打ち解けさせてしまいます。お酒を片手に普段はできない話をしてみたり、いつもなら照れてしまうような話も自然とできてしまいそうです。
今回はそんな焚火の楽しみ方と、焚火を楽しむためにあると便利な焚き火アイテムをご紹介します。
焚火の準備に欠かせないもの
焚火台
キャンプ場の多くは直火での焚火を禁止しているところがほとんどです。
直火が土中の微生物に影響を与えてしまう環境面や火災発生など安全面での理由が多いのですが、自然に影響を与えないよう焚火台を用意します。
携帯性に優れたコンパクトサイズやエネルギー効率を重視した焚火台などもありますが、ファミリーやグループで焚火自体を楽しみたいなら、それなりにサイズがあって丈夫な焚火台を選ぶと良いでしょう。合った焼き網をのせればバーベキューも楽しめます。
耐火グローブ
軍手を使っている方も多いですが、耐熱性に優れる革グローブを選びたいところ。やけどや薪のトゲなどから手を守ってくれます。
薪を掴んでくべたり、組み直したり、カッコよく火を操るファイアーマンを演出してくれます。鍋やダッチオーブンを運ぶときなど役立つシーンも多いです。
火バサミ
燃えている薪を動かしたり、炎を調整したりと焚火のマストアイテム。バーベキューコンロの炭の調整にも活躍。肉を掴むトングよりも、少し長めで強度の高いものがおすすめです。
斧(ハンドアックス)・ナタ
薪を割るのに用意しておきたいのが斧。キャンプ場で使うのであれば、大ぶりな斧ではなく、片手で使えるような小型のハンドアックス(あるいはナタ)がおすすめ。お洒落なデザインのものも多く、また薪割りができると焚火がぐっと楽しくなります。
ガストーチライター
チャッカマンなどの使い捨てのライタータイプもいいですが、ガストーチならカセットガスから何度も充填が可能で経済的。ガスなので強力火力で風が強い日にも着火できます。おすすめはスライドタイプで、先がスライドして伸縮するので安全に使えてコンパクトに収納できます。デザインがお洒落なのもGoodです。
BBQファン
これはあると便利グッズ。うちわを使うよりもピンポイントで送風できます。ジャバラタイプのものからハンドルを回して送風するもの、電動式のパワフルなものまで色々販売されています。今回ご紹介したのは電動式。
焚火の楽しみ方
焚火は揺らぐ炎を見ているだけでも楽しいのですが、せっかくの焚火を有効に楽しむアイテムを二つご紹介します。
焚火フォークで焼きマシュマロ
焚火フォークやBBQ串があると、バーベキューでソーセージや魚などを手軽に刺して使えるだけでなく、バーべキューの定番スイーツ「焼きマシュマロ」が楽しめます。
マシュマロを刺して焦がさないようにクルクル回しながら焼いて、全体がキツネ色になったら完成!焼いて食べると何倍も美味しくなります。子供たちも自分で焼いたマシュマロをほおばり大喜びです。
ホットサンドでちょっとお夜食
ホットサンドクッカー(ホットサンドメーカー)があると焚火で簡単にホットサンドが作れます。パンと具材を挟んで焚火に放り込んでおくだけ。簡単にお夜食の出来上がりです。もちろんホットサンドは朝食に食べても美味しいです。
クッカーを選ぶときは、食パンの耳がついたままで使えるタイプがおすすめ。また上下分割になるタイプなら洗うときに便利です。
焚火の注意点
火の粉がかかる範囲に注意
焚火をしていると火の粉が舞ったり、急に薪がパチパチと爆ぜて火の粉が飛んでくることもあります。
テントやタープの生地は防水性には優れていますが、火には弱く、火の粉で穴が空いてしまうこともあります。
焚火をするときはテント・タープと一定の距離を置いて楽しみましょう。
焚火をするときの服装に注意
肌を露出していると薪が爆ぜて火の粉が体に当たり熱い思いをすることも。
焚火をする際は、出来るだけ肌を露出させないよう長袖・長ズボンを着用するのが良いでしょう。
また、熱に弱いナイロン素材など化学繊維の服を着ていると火の粉で焼けてしまうこともあります。寒さをしっかり防ぐアウトドアウェアも化学繊維を使っているものが多く、せっかく高価なアウトドアウェアを着ていても、朝になって見てみるとコゲと穴だらけ、なんてことも。
焚火をする際はなるべく火に強いコットン素材の服を着るか、多少火の粉がかかっても気にしないような恰好をしておくのが無難です。
万が一の火事に備えて水を用意
火の粉が飛んで、万が一どこかに燃え移ってしまった場合に備えて消火用の水を用意しておきましょう。
料理用に使っているウォータータンクやジャグなどがあれば、それに満タン汲んでおけば安心です。
まとめ
いかがでしたか?今回はキャンプ場での焚火の楽しみ方と便利アイテムをご紹介しました。あると快適に焚火を楽しめるアイテムばかりだと思います。
火を使うので注意することもありますが、焚火があるのとないのではキャンプの楽しみ方が全然変わってきますので、安全に注意しながら、是非焚火を楽しんでください。