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キャンプで飲むコーヒーは最高!おすすめパーコレーター5選



キャンプで飲むコーヒーは最高!おすすめパーコレーター5選

朝の目覚めの1杯、バーベキューの後の一息に1杯、焚火を眺めながらゆったり飲む1杯。
キャンプ場でのワンシーンをこうばしい香りと共に豊かにしてくれる「コーヒー」
アウトドアで食べる食事がいつも以上に美味しいように、アウトドアで飲むコーヒーもまた格別です。

インスタントコーヒーでも美味しいのですが、せっかくなのでもうひと手間かけて、さらに美味しいコーヒーを楽しみましょう。
今回はキャンプ場で野趣あふれる楽しいコーヒータイムを演出してくれる「パーコレーター」の使い方と、おすすめアイテムをご紹介していきます。

パーコレーターとは?

出典:amazon

パーコレーターは、内部にコーヒー粉を入れるろ過器(バスケット)と水を汲み上げるパイプ(ストレーナー)が入ったやかん型のコーヒー器具です。
元々西部開拓時代のアメリカで普及した道具と言われており、野趣あふれる雰囲気がキャンプにぴったり。シンプルな構造のため丈夫で故障が少ないところもキャンプやアウトドアなどにマッチしています。

使い方はいたって簡単。お湯を入れ、コーヒー粉をセットして、火にかけるだけでコーヒーが出来上がりです。

パーコレーターのコーヒーを抽出する仕組みは、内部で温められたお湯が底の穴から中心部のストレーナーを通って吸い上げられ、それがバスケット内にセットしたコーヒー粉を通ることでコーヒーを抽出します。この循環が繰り返されることで徐々に濃いコーヒーが出来上がる仕組みになっています。コーヒーの濃さはフタのツマミ部分に吹きあがるコーヒーの色を見て判断します。

コーヒーを何度も循環させるパーコレーターの構造上、香りが飛んでしまったり濁りやすくなるマイナスポイントもありますが、ドリップペーパーなども不要で、パーコレーター一つあれば簡単にコーヒーが淹れられるのでキャンプでは大活躍します。
ドリップ式などと比べ抽出までの時間が短く、一度に大量のコーヒーが淹れられますので、みんなで一緒にコーヒーが楽しめるメリットも。味もしっかり濃いのも特徴です。抽出時間によって自分好みのコーヒーを淹れられることからも人気があります。

パーコレーターの使い方

使用しているパーコレーター:スノーピーク ステンレスパーコレーター 6カップ

手順①:お湯を沸かしてバスケット・ストレーナーをセット

出典:amazon
・パーコレーターに人数分の水を入れて沸かします。(バスケット・ストレーナーは外しておきます)
・バスケットにコーヒー粉を人数分入れてフタをします。(一人分12g程度目安。バスケットの目が粗いので中挽きか粗挽きを使います)

手順②:弱火にかけてコーヒーを抽出

出典:amazon
・パーコレーターのお湯が沸いたら、一旦火から下し、先ほどコーヒー粉を入れたバスケットをゆっくりと中に沈めてフタをします。
・再びパーコレーターを弱火にかけてコーヒーを抽出します。天井フタのツマミの色を確認しながら3~4分で完成です。

美味しいコーヒの完成です。

出典:amazon

おすすめパーコレーター

丈夫で持ち運びにも便利なステンレス製で、使いやすさとデザイン性を両立した3製品をご紹介します。

snow peak(スノーピーク) パーコレーター

スノーピークの6カップ用パーコレーター。 丈夫なステンレス製で焚火にかけても使えます。ハンドルが畳めるのでコンパクトに収納できます。

Coleman(コールマン) パーコレーター

ハンドルに天然木が使われた高級感漂うコールマンのパーコレーター。丈夫なステンレス製。容量1.3Lで大人数にも対応しています。

キャプテンスタッグ パーコレーター

キャンプテンスタッグの小ぶりな3カップ用パーコレーター。ハンドルに天然木が使われており手で持っても熱くなりません。丈夫なステンレス製。6カップ用サイズもあります。

美味しくコーヒーを入れるコツ

ワイルドなキャンプアイテムである「パーコレーター」。あまり細かいことを気にしなくてもよいですが、パーコレーターで美味しいコーヒーを淹れるコツを3つ伝授します。

①沸騰してからコーヒー粉を入れる
水からコーヒー粉をセットして火にかけるのではなく、まずはお湯を沸かしてから、コーヒー粉をセットします。
お湯はボコボコと沸騰させずに、沸騰直前くらいで十分です。沸騰させすぎると調整した水のカップ量が減ってしまい想定した濃さよりも濃くなってしまいます。
90度前後の温度のお湯で抽出するのがコーヒーの味や香りを損なず一番美味しく淹れられると言われています。

②コーヒー粉は中挽きか粗挽きを選ぶ
バスケットに入れるコーヒー粉は中挽きか粗挽きにしましょう。バスケットの目が粗いので、ペーパードリップ用の細かい粉を使ってしまうと、目を通り抜けてしまい、かなり粉っぽいコーヒーになってしまいます。
好みにもよりますが、入れるコーヒー粉は一杯分12g程度、お湯は160ml程度が目安です。(ドリップ式で使う量よりも少し多めに入れます)
※バスケットのフタを忘れてしまいがちですので、忘れずフタをセットしましょう

③弱火でツマミの色を見ながら抽出する
火にかけたら弱火で抽出します。強火で抽出したり、沸騰させすぎると、香りが飛んでしまいコーヒーの味が落ちてしまいます。
また、あまり濃いコーヒーにしようと長時間火にかけてしまうと、クセのついた濁ったコーヒーになってしまう場合があります。

コーヒーが出来上がったら、すぐにカップに入れるのはなく、バスケットやストレーナーを外した後、コーヒー豆が沈殿するのを1分ほど待ちます。
カップに入れるときも静かに入れて粉がカップに入らないように注意します。

まとめ

いかがでしたか?キャンプ場の自然に囲まれた中で楽しむコーヒー。野趣あふれるパーコレーターはキャンプ場によく合います。今回はパーコレーターの使い方からおすすめ製品まで、キャンプでコーヒーを楽しむために役立つ情報をご紹介しました。

中のバスケット・ストレーナーを外すと普通のケトルとしても使えますので、お夜食にちょっとラーメンを、なんてときにも役立ちます。パーコレーターを持って、キャンプ場で淹れたて熱々のコーヒーを楽しみましょう!




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